動くべきか?留まるべきか?40代の葛藤
おはようございます、こぶしです。本日は転職のお話です。
新卒からずっと同じ会社に勤めてきました。
ガムシャラに走り続けてきた20代。育児との両立に悩まされた30代~40代(進行形)。
**「このままでいいのか」**という漠然とした不安を抱えながら働いてきました。
- 給与や役職が頭打ちな気がして、息苦しい
- 評価への不満がぬぐえない
- 仕事のマンネリ化で、スキルアップしてない気がする
- でも時短勤務で融通のきく働き方なんて他の会社では難しい気もする
毎日毎日、「動くべきか」「留まるべきか」迷い葛藤する日々。
しかし時短勤務のタイムリミットはあと1年。今が決断の時です。
現状維持に甘んじるのではなく、自分の経験とスキルを本当に活かせる場所を探すため、40代からのキャリア再構築を決意。
本日の記事は、私自身の決意表明と準備の記録です。「まだ転職活動は始めていないけれど、動く準備を始めたい」と考えている方の参考になれば幸いです。
ステップ0:不安を把握し、ゴールを仮設定する
転職活動を始める前に、まず「不安」の原因を把握しゴールを仮設定します。
0.1. 「動けなかった理由」を忖度なしでリストアップする
「年だから無理なのでは」「給料が下がるかも」「転職先がブラックだったら」「転勤があったら」といった漠然とした不安を全て紙に書き出します。これらが解消されないゴールでは意味がありませんから。

誰が見るわけでもないから忖度なしで。
0.2. 転職のゴールを仮設定する
仮のゴールがないと情報収集の際にもブレる為、以下3つのゴールを達成する事とします。
- 【スキル】 培ってきた**[専門分野]の技術を活かしつつ、[新しい技術・分野]**に挑戦できる環境
- 【ポジション】 プレイヤーとしてだけでなく、マネジメントや教育に責任を持てるポスト
- 【働き方】 **[家庭/健康]**を犠牲にしない、長期的に継続可能なワークスタイルで働ける

仮のゴールを情報収集時の羅針盤にする。
ステップ1:強みの「資産価値」を棚卸しする
次に資産の棚卸しをします。こちらも仮で下記3つの視点で考えてみます。
| 資産のカテゴリー | 具体的な棚卸しの視点(例) | 
| 専門技術力 ~任せられる専門性と他者へ教え込める再現性があるか~ | ・特殊な構造や用途の設計経験 (木造大スパン、医療施設等) ・法規的に難しい案件の調整経験 (容積率緩和、都市計画の特例等の行政折衝等) ・生産性向上経験 (設計標準化による期間・コスト削減経験等) | 
| マネジメント力 ~組織を動かし、若手を育成できるか~ | ・プロジェクトマネジメント経験 (◯億円規模のPJを期日予算通りに遂行等) ・人材育成、指導経験 (自身が指導した社員が◯◯に成功した等) ・組織、チーム改善経験 (◯◯を見直し、年間◯時間の作業時間を削減等) | 
| 対人折衝力 ~会社に利益をもたらす交渉力はあるか~ | ・コストコントロール経験 (VE経験等) ・顧客との信頼関係構築経験 (リピート顧客の獲得に貢献等) ・社内外の連携、調整経験 (異なる専門性を持つステークホルダーをまとめた経験等) | 
具体的には、過去10年のプロジェクトを振り返り数字(コスト、工期、規模)と合わせてこれらの能力を発揮した具体例をメモにまとめる事にします。

これを職務経歴書の骨格にしようと思う。
ステップ2:市場を知り己を知るために、情報収集をする
資産の棚卸しができたら、市場と自身の市場価値、現実を知る事でスタートラインに立ちたいと思います。
2.1. エージェントに「相談」から入る
「転職はまだ先」と伝えつつ、総合エージェントと建築・不動産専門のエージェントに登録し、自分の経験が今、市場でどれくらいの年収やポジションで求められているかを客観的に聞きます。
- 目的: 自分の市場価値を第三者視点で把握する。

総合エージェントは一旦大手のリクルートエージェント、JACKリクルートメント、ビズリーチに登録してみる。
2.2. 競合他社のリサーチを始める
自分が興味を持てる建築事務所、ゼネコン、デベロッパー(あるいは異業種)を数社ピックアップし、以下の点を徹底的に調べます。
- 求人情報: どんなスキルを持つ40代を募集しているか。
- 事業戦略: 今後、どの分野(環境、耐震、都市開発)に注力していく方針か。
2.3. スキルアップの計画を立てる
市場が求めているスキルと自分の弱点を照らし合わせ、ギャップがある場合は具体的な学習計画を立てます。
ステップに沿って、コツコツ行動
私の準備は始まったばかりですが、こうやって書き出して行動していく事で、不安は少しずつ「やるべきこと」という形に変わり始めています。
ステップに沿って、コツコツ進めて記録していきたいと思います。
ではまた次のブログでお会いしましょう。














転職活動をする、決めた。